日経コンピュータの「超高速開発」特集

いつのまにか次の号が出てしまっていますが、日経コンピュータの3/15号はBRMS(ビジネスルール管理システム)の特集・・・というか、見出し通りの「超高速開発」の特集でした。

というのも、いわゆる自動生成系の、ここで言う「オールインワン型」というのは、最近一般的に言われるBRMSとはちょっと違うのではないかと・・・。

最近言われているBRMSは、Javaなどのソースコードを生成して、コンパイル・実行するわけではなくて表形式やDSL(ドメイン記述言語)、あるいはルールベース用の言語で書かれたビジネスルールをそのまま実行するのが基本です。また、BRMSで管理するものは本来のビジネスロジックやビジネス上のデータモデルのみであり、画面や物理データベースなどのシステム上のロジックは原則含まれません。

上記のようなBRMSの特徴のおかげで「BRMSを用いるとユーザ自身が本来のビジネスロジックに集中して追加・修正・テスト・実行ができます」という謳い文句が出てくるわけで、この部分を端折って通常のBRMSと自動生成系のツールとを一緒にしてしまうのには、ちょっと違和感を感じてしまいます。

確かに自動生成系のツールは、業務ロジックをルール形式で書いたりするので広義のBRMSであると言えなくもないですが、その重点の置きどころは画面やデータベース、ロジックを含めたシステム全体の開発をできるだけ手間をかけずに極力自動で生成してくるところにあるかと思うので、最近言われているBRMSと自動生成系のツールとでは、最初のコンセプトからして違うのでは。

周囲の話やブログなどを見聞きしているとその辺に若干の誤解がありそうなので念のため記事をまとめてみました。

ちょっと補足しておくと、私は自動生成系のツールに否定的なのではなくて、むしろシステム開発のつまらない部分はどんどん自動生成していったら派です。GeneXusなど非常におもしろそうですよね。プログラムを自動生成する際には、裏でシステム開発の知識を表現したPrologのプログラムが動いているとのこと。南米発というところも気に入っています。

個人的には、これらのツールは、自動生成系のツールでシステムの枠を作って、一般的にいうBRMSでビジネスロジックを作って載せるというような補完的な関係のような気がするのですがいかがでしょうか。

“日経コンピュータの「超高速開発」特集” への3件の返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です